この記事で分かること
- ライフあんしん保証の審査難易度と他社との違い
- ライフカード発行が必須な理由と引き落としの仕組み
- 初期費用・保証料の目安と家賃別シミュレーション
- 札幌での導入物件の特徴とエリア傾向
- 審査に通りやすい人・落ちやすい人の条件
- 審査に落ちた場合に取るべき次の手
ライフあんしん保証とはどんな保証会社か
保証会社とは
賃貸家賃保証会社とは、入居者が家賃を滞納した際に大家さんへ立替払いをする会社のことです。
少子高齢化による連帯保証人の高齢化・回収リスクの回避を目的に普及が進み、現在では賃貸物件のほとんどで加入が必須条件となっています。
ライフあんしん保証はどんな保証会社?
ライフあんしん保証とは、ライフカード株式会社の子会社として設立された信販系保証会社のことです。
エポスカード・オリコフォレントインシュアと同じ信販(クレジットカード)系保証会社に分類されており、毎月の家賃をライフカードのクレジット払いで引き落とす仕組みが最大の特徴です。
カードの発行が契約の前提条件になっているため、保証審査とカード審査が実質的に一体化しています。
| 種類 | 代表的な会社 | 審査の特徴 |
|---|---|---|
| 信販系 | ライフ・エポス・オリコ | 厳しめ・CIC照会あり |
| 協会系 | 全保連・Casa・ジェイリース | 中〜低難度 |
| 独立系 | 日本セーフティー・JID | ゆるめ・独自審査基準 |
信販系はクレジットカード事業を母体とする保証会社です。審査の段階でCIC(信用情報機関)が照会され、過去の延滞歴が審査に大きく影響します。
審査が厳しい反面、初回保証料が抑えられている点が特徴です。
ライフあんしん保証はその中でも、審査通過と同時に必ずクレジットカードが発行され、家賃引き落としにカードが使われるという独自の仕組みを持っています。
同じクレジットカード系の保証会社であるエポスカードはカードの発行が任意、オリコフォレントインシュアにいたってはそのような縛りは全くないため、クレジットカードを持たない・今メインカードを持っている人にとっては手間かもしれません。
ライフあんしん保証はライフカード発行が必須
家賃の引き落とし口座がライフカードに固定される
ライフあんしん保証は、毎月の家賃をライフカードのクレジット払いで引き落とす仕組みになっています。そのためライフカードの発行が入居の必須条件です。カードを持っていない場合は審査と同時にカードの申し込みが必要になります。
引き落とし手数料が別途発生する
月々の引き落としに単身であれば約1,000円弱程度の手数料が加算されます。
年間にすると1万円前後の負担になるため、長期入居では総額に影響します。他の信販系保証会社にはない費用負担のため、見積もりを確認する際に見落としやすい点です。
仲介メモ
プランや管理会社によって異なりますが、月額費用は共益費・駐車場代を含めた総賃料の1~2%が多いです。
また、年ごとに更新料がかかることも多く、その場合は1万円/年が一般的です。
ライフあんしん保証の審査難易度は?
総合難易度:★★★★☆(信販系の中では中程度)
CICを照会する信販系のため審査は厳しめですが、エポス・オリコほどの難易度ではない印象です。ただしライフカードの審査を兼ねているため、カードの審査基準も加味されます。体感の通過率は5割前後。
審査時に主に見られるポイント
① 信用情報(CIC照会あり)
クレカ・携帯料金の分割払い・ローンの延滞歴が直接影響します。ライフカードの審査も同時に行われるため、信用情報に傷がある方は基本審査に通過できない構造になっています。
② ライフカードの審査基準も加味される
保証会社の審査とカード審査が一体化しているため、カード審査で引っかかるラインにある場合は保証会社の審査も通らないケースがあります。エポスで通過できてもライフで落ちるケースがある一方、エポスより若干審査の網が広い印象もあります。
③ 収入の安定性と家賃のバランス
月収の3分の1以内が目安。
単身・中家賃帯(4〜6万円)の物件に多く導入されており、正社員やフルタイムで働いている方であれば問題なく通過するケースが非常に多いです。
④ 勤続年数・雇用形態
正社員・公務員が有利ですが、アルバイト・パートでも勤続1年以上かつ収入が安定していれば評価されます。
審査難易度比較表
| 保証会社の種類 | 審査難易度 | CIC照会 | 協会情報照会 | 無職・フリーター |
|---|---|---|---|---|
| 信販系(エポス) | ★★★★★ | あり | なし | ほぼNG |
| 信販系(オリコ) | ★★★★★ | あり | あり | ほぼNG |
| 信販系(ライフ) | ★★★★☆ | あり | なし | ほぼNG |
| 協会系(全保連等) | ★★★☆☆ | 一部あり | あり | 条件次第 |
| 独立系(日本セーフティー等) | ★★☆☆☆ | なし | なし | 条件次第でOK |
初期費用・保証料の目安
通常時の保証料
信販系のため審査が厳しい分、保証料は抑えられています。初回保証料は総賃料の50%が目安です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回保証料 | 総賃料の50%程度 |
| 年間更新料 | 無料〜10,000円程度 |
| 月額引き落とし手数料 | 1,000円弱 |
家賃別・初期保証料シミュレーション表
| 家賃 | 初回保証料(50%) | 月額手数料(年間) |
|---|---|---|
| 4万円 | 20,000円 | 約11,000円 |
| 5万円 | 25,000円 | 約11,000円 |
| 6万円 | 30,000円 | 約11,000円 |
ライフあんしん保証の特徴
札幌での導入規模と物件傾向
札幌では単身向け・中家賃帯(4〜6万円)の物件に多く導入されています。
エポスカードほどの規模ではないものの、一定数の物件で採用されています。築浅のタワー系よりも、一般的な単身向けマンションでの採用が多い印象です。
引き落とし手数料に注意
月1~2%の月額保証料、数百円の保証料がかかります。
単身であれば合計1,000~1,500円程度になることが多いため、初期費用だけでなく長期コストとして頭に入れておく必要があります。
審査に通りやすい人・落ちやすい人
通りやすい人の条件
- 正社員・公務員で勤続1年以上
- CICがクリーン(クレカ・ローン等の延滞なし)
- 家賃4〜6万円の単身物件を希望
- 家賃が手取りの3分の1以内に収まっている
落ちやすい人の条件
- CICに延滞・異動情報が残っている
- 無職・収入が不安定
- ライフカードの審査基準に満たない信用情報状態
- 家賃が収入に対して高すぎる
審査に落ちてしまったらどうする?
協会系・独立系に切り替える
CICを照会しない独立系保証会社(日本セーフティー等)への切り替えが現実的です。信用情報が原因の場合は他社で通過するケースが多くあります。
連帯保証人をつけて再チャレンジ
保証会社+連帯保証人の組み合わせで通過率が上がるケースがあります。ただし連帯保証人を受け付けている物件は少ないため事前確認が必要です。
家族の代理契約
学生・高齢などの理由がある場合に限り、家族名義での契約が可能なケースがあります。理由がない場合はほぼ認められないため、まず仲介業者に確認してください。
別の物件に変える
上記の手段が難しい場合は、ライフあんしん保証が指定されていない物件に変えるのが最も現実的です。物件を見直す際は、家賃が手取りの30%程度に収まるようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. カードを作りたくない場合はどうなる?
ライフカードの発行が契約の必須条件のため、カードを作らない選択肢はありません。カード発行が嫌な場合はライフあんしん保証が指定されていない物件を選ぶ必要があります。
Q. 無職でも審査は通る?
原則として難しいです。収入の証明が難しい場合は協会系・独立系の保証会社を使える物件を探すのが現実的です。
Q. 審査にかかる日数は?
書類が揃っていれば1〜3営業日が目安です。カード審査と保証審査が一体のため、別々に審査する場合より若干時間がかかるケースがあります。
Q. 一度落ちたら再申し込みできる?
同じ物件・同じ保証会社への再申し込みは原則難しいです。CICに記録が残るため、信用情報が原因の場合は5年程度空けないと通過が難しくなります。
Q. エポスとライフ、どちらが審査が厳しい?
エポスの方が厳しい印象です。ライフはカード審査と一体ではあるものの、体感の通過率はエポスより若干高いです。
まとめ
ライフあんしん保証を選ぶべき人・選ばなくていい人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 正社員・公務員で収入が安定している | 過去に延滞・滞納歴がある |
| CICに問題がない | 無職・収入が不安定 |
| 単身向け・中家賃帯の物件を希望 | ライフカードを作りたくない |
| 初期費用を抑えたい | 信用情報に不安がある |
ライフあんしん保証はライフカードの発行と家賃のカード払いがセットになった信販系保証会社です。月額の引き落とし手数料が発生する点は他社にはないコスト負担のため、長期入居を検討している場合は総額で比較することをおすすめします。信用情報に不安がある方は、事前に仲介業者へ相談して通過しやすい保証会社の物件を案内してもらうのが確実です。

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